シリア:米国、EUはアル=アサド大統領に退任を要求
2011年08月19日付 al-Hayat 紙


■米国、EUはアル=アサド大統領に退任を要求

2011年8月19日『アル=ハヤート』

【ニューヨーク:ラーギダ・ディルガーム、ワシントン:ジュワイス・カラム、パリ:ランダ・タキーッディーン、ロンドン、ダマスカス、ジュネーブ:本紙、AFP、ロイター】

シリア危機は昨日新たなターニングポイントを迎え、バラク・オバマ米大統領、フランス、ドイツ、英国、EU首脳はともにバッシャール・アル=アサド大統領に退任を要求する声を上げた。こうした動きは抗議運動開始以降の5ヶ月間で初めてのことである。またこれに合わせて、ワシントンはシリアの石油・ガス部門などに対して厳しい制裁を科し、EUの制裁拡大もこれに続くと思われる。さらに国連人権高等弁務官は、シリアでの民間人に対する弾圧が「人道に対する罪のレベルを超えている」と述べ、本件の国際刑事裁判所への提訴を提言した。こうしたなか、国連安保理が会合においてシリア情勢を初めて人権法違反と人権侵害という二つの側面から取り扱うなか、シリアの反体制派は今日、「勝利の吉報」の金曜日を記念して大規模な活動を予定している。

(後略)

シリア情勢に関しては「シリア・アラブの春(シリア革命2011)顛末記」(8月18日など)を参照ください。

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( 翻訳者:青山弘之 )
( 記事ID:23688 )