アタライ副首相、 90年代の戻る事はない—対PKKの戦い
2011年08月19日付 Radikal 紙

ベシル・アタライ副首相は、テロとの闘いにおいては全組織がかつてない程に連携して臨んだと述べ、問題解決において非合法的手段はとらないと言明した。

アラタイ副首相は、テロとの闘争について、NTVアンカラ特派員のニルギュン・バルカジの質問に答えた。

アラタイ副首相は、増加するテロ攻撃による殉職者の遺族に哀悼の意を表し、選挙後にテロ組織に急速な動きがあったと話した。「選挙の後、テロが始まりました」と述べ、「警察や軍の行動はなかった。(そうした時に)地雷埋め込みの罠が仕掛けられ、殉職者が出ました。13人が犠牲になった日、自治が宣言されました。彼らは国会に行かずディヤルバクルに集まった。これらはテロのエスカレート、安定した環境の破壊、憲法改正の妨害に向けた展開なのです」と語った。
アラタイ副首相は、全組織がかつてない程に連携して動いたと指摘し、「トルコは社会問題の解決を法的枠組みと民主化の中で解決しようと多大な努力を払いました。ラマザン月にもかかわらず攻撃が激しくなってきては、これに応戦することは避けられなかった。これらの攻撃に対して何もしないではいられません」という表現を用い、各部門が協調して対応し続けると強調した。

■「我々は間を置かず尽力した」

アラタイ副首相はテロとの闘いにおいて非合法的手段はとらないと指摘し、「民主化プロセスを継続します。異常事態には陥りません。民主的解決プロジェクトを並行して進めます。この問題を根本的に解決することが重要なのです。我々は間を置かず尽力したし、今後も休止することはありません」と話した。
副首相は「90年代に戻るのか?」という議論に言及し、「これらの類の議論は正しくありません。90年代はもはや過去のものです。当時のようなことは決して起こらないでしょう」と述べた。
また、問題の最終的解決のために努力を続けるとして、「しかし我々は国家です。警察、軍隊、国民に対してテロ行為が行われたら、それ以上の形でもって報復するでしょう」と話した。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:23695 )