シリア:抗議行動は続き、欧州は制裁拡大、露土はアル=アサド退任要求に反対
2011年08月20日付 al-Hayat 紙


■シリア:抗議行動は続き、欧州は制裁拡大

2011年8月20日『アル=ハヤート』

【ニューヨーク:ラーギダ・ディルガーム、ダマスカス、ロンドン、ブリュッセル、モスクワ:本紙、AFP、ロイター】

シリアの複数の都市で昨日、「勝利の吉報」金曜日と銘打って活動家が行った呼びかけに応じるかたちで、数万人がデモを行い、バッシャール・アル=アサド大統領が作戦停止を宣言したにもかかわらず、軍・治安部隊の銃撃によって22人以上が殺害され、数十人が負傷した。

一方、米国と西欧諸国は、シリアの体制に制裁を科すための決議案を準備し、数日中に安保理への提出をめざすなか、EUは制裁拡大を発表した。しかしロシアは、アル=アサド大統領退任要求と追加制裁にを強く拒否した。またトルコは暴力停止を改めて呼びかけつつ、シリア大統領の退任要求を退けた。

(後略)

シリア情勢に関しては「シリア・アラブの春(シリア革命2011)顛末記」(8月19日など)を参照ください。

(本記事はAsahi中東マガジンでも紹介されています。)

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( 翻訳者:青山弘之 )
( 記事ID:23698 )