シリア:西側の決議案をかわすべくロシアが安保理でイニシアチブ発揮
2011年08月27日付 al-Hayat 紙


■西側の決議案をかわすべくロシアが安保理でイニシアチブ発揮

2011年8月27日『アル=ハヤート』

【ニューヨーク:ラーギダ・ディルガーム、ダマスカス、ロンドン:本紙、ロイター、AFP】

ロシアは昨日、国連安保理で西欧諸国による決議案をかわすべく、シリアに関する新たな決議案を提案した。西側の決議案は、ダマスカスの政権への制裁を定めており、8月3日の安保理議長声明に盛り込まれていた文言に依拠、「民間人に対するシリア当局の暴力行使」を非難している。こうしたなか、複数の都市でシリア人数万人が「忍耐と貫徹の金曜日」と銘打ってデモを行った。しかし治安部隊は少なくとも3人を殺害、複数が負傷した。またダマスカスの複数の地区ではデモが強制排除された。一方、「自由将校旅団」というこれまで知られていなかった組織が、士官2人を標的にしたとの声明を発表した。

(後略)

シリア情勢に関しては「シリア・アラブの春(シリア革命2011)顛末記」(8月26日など)を参照ください。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:青山弘之 )
( 記事ID:23771 )