BDPトゥールク議員「感情的分離は政治的分離への道」
2011年09月02日付 Milliyet 紙
ヴァン県選出の無所属国会議員、アイセル・トゥールク氏は感情的分離は最終的に政治的分離の原因になるとして、「これ程の死や痛み、怒りの感情と結びついた将来など約束され得ない。このまま続けば、今日、いや明日、いや、いつの日か、クルド人はこの国家とのつながりを切るだろうと確信していただきたい」と述べた。
平和民主党(BDP)と民主社会会議(DTK)は9月1日、世界平和の日を記念してヴァンで集会を開いた。集会でスピーチしたトゥールクDTK副代表は、戦争の最中に9月1日世界平和の日を祝うと述べ、政府を次のように批判した。
「(トルコ)政府は善意の歩みに対して肯定的な返事をしなかった。解決策と呼ばれるものの内容を説明しなかった。なぜ説明しなかったのか。なぜなら中身が全くないからだ。相互に死亡者を出すうちに、共生の条件がなくなってしまった。この戦争を企てた者たちは、我々の共生への道にダイナマイトを仕掛けた。感情的分離は最終的に政治的分離へと向かうだろう。」
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( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:23830 )