アッバースィー原子力庁長官「これ以上の義務は受け入れられない」
2011年09月07日付 Jam-e Jam 紙
イラン原子力庁長官は、国際原子力機関(IAEA)との協力は〔国際的な〕基準・規則の範囲内で行うと指摘した上で、「我々がそれ以上の義務を受け入れることはない」と述べた。
フェレイドゥーン・アッバースィー原子力庁長官は、テロの被害に遭った政府職員の殉教者たちを追悼する式典の傍らで、「我々はいつでも国際原子力機関と完璧な協力をしてきたし、今も完璧な協力を続けている」と述べた上で、「我々は今までこの国際機関と、基準以上の協力をしてきたことすらあるし、また我々の情報も必要とされる以上にIAEAに提供してきた」と続けた。
アッバースィー氏は、この「完璧な協力」とは〔イランが2004年に暫定的に受け入れていた、IAEAによる抜き打ち査察を認める〕「追加議定書」のことかとの質問に対しては、「我々は〔国際的な〕基準・規則の範囲内での協力はするが、それは我々の権利が守られることが条件である。しかし、これ以上の義務は受け入れられない」と語った。
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( 翻訳者:古賀夏樹 )
( 記事ID:23877 )