イスラエル、在エジプト大使館の保護への助力を米に要請
2011年09月10日付 Al-Ahram 紙
■イスラエルがアメリカに対し在エジプト・イスラエル大使館の保護への助力を要請
■オバマ大統領、エジプトに対し国際社会の義務を尊重しイスラエル大使館を保護するよう呼びかけ
2011年9月10日『アル=アハラーム』
エジプト人デモ隊がイスラエル大使館の入居している建物に突入したことを受け、イスラエルはアメリカに対し、カイロにある在エジプト・イスラエル大使館の警護への助力を求めた。
イスラエルのエフード・バラク防衛大臣の声明によると、アメリカのレオン・パネッタ国防長官およびバラク・オバマ政権のデニス・ロス特使との会談中に、「デモ隊からイスラエル大使館を保護するようを求めた」という。
一方ホワイトハウスは金曜日の声明で、バラク・オバマ大統領はデモ隊が在エジプト・イスラエル大使館に押し入ったことを憂慮していると述べ、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、さらなる暴力が起きることなく現状を解決することを支援するための措置をとると伝えた。
また声明によれば、オバマ大統領はエジプト政府に対し、「国際社会の義務を尊重しイスラエル大使館を保護する」よう呼びかけた。
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( 翻訳者:在間咲野 )
( 記事ID:23905 )