フェリドゥン・スィニルリオール外務次官率いる代表団はイラクの首都バグダッドを訪れ、公式な接触の一環でイラクのホーシヤール・ズィバーリー外務大臣とウサマ・アル・ヌジャイフィー国民議会議長と会談した。
スィニルリオール外務次官は代表団が行った会談について語り、イラク当局者とテロとの戦いについて包括的に概観しカンディルのPKKテロ組織の存在に対するトルコの遺憾の意に言及したと述べた。
「会談でテロとの戦いにおける決意を強調した」と述べたスィニルリオール外務次官は次のように話した。
「イラク側に、テロとの戦いにおける協力深化の必要性とトルコが自衛権を持つことを述べた。二国間の両国関係にも言及した。さらに、ズィバーリー外相とヌジャイフィー議長と行った会談で、地域の状況と発展について協議を行った。この発展に対しトルコ・イラク二国間のさらなる協議と連携が必要であると述べた。」
スィニルリオール外務次官は、(トルコの)アフメト・ダヴトオール外相が送ったよるトルコ訪問のための招待をホーシヤール・ズィバーリー・イラク外相に伝えたと明らかにした。
スィニルリオール外務次官はズィバーリー外相がトルコを10月に訪問することを期待していると述べ、このイラク外相の訪問の際今後トルコで実施されるトルコ・イラク間の高等戦略協力協議会の会議でレジェプ・タイイプ・エルドアン首相と共同議長を務めるイラクのヌーリー・アル・マーリキー首相のトルコ訪問の準備が行われることを明らかにした。
同時に、スィニルリオール外務次官と同行の代表団を迎えたウサマ・アル・ヌジャイフィー・イラク国民議会議長は、トルコが常にイラクとイラク人たちのそばにおり、示す態度によってイラクが本当に仲間であることを証明していると述べた。
スィニルリオール外務次官が今日(11日)ジャラール・タラバーニー・イラク大統領と会見することが述べられた。
スィニルリオール外務次官はバグダッドでの会談後(クルド自治区の首府である)アルビルに移動しそこで北イラク・クルド自治政府高官らと会談するという。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:23912 )