ナセル大統領の子息の葬儀に、軍最高評議会議長が参列
2011年09月16日付 Al-Ahram 紙

■タンターウィー議長、ハーリド・ガマール・アブドゥンナーセルの葬儀に参列

2011年9月16日『アル=アハラーム』

エジプト軍最高評議会議長ムハンマド・フサイン・タンターウィー元帥は、故ガマール・アブドゥンナーセル大統領の子息ハーリド・ガマール・アブドゥンナーセル氏の葬儀に参列した。葬儀はアル=クッバ橋にある父親の名を冠したモスクで執り行われた。

タンターウィー元帥は、ハーリド氏の兄弟であるアブドゥルハキーム氏とアブドゥルハミード氏、および故人の子息に弔意を伝えた。

告別式には、参謀総長のサーミー・アナーン中将や複数の軍最高評議会メンバーに加え、複数の公人や思想家、報道関係者も参加した。また、人々に混じってアラブ諸国や諸外国からの参列者も見られた。

告別式に先立ち、ガマール・アブドゥンナーセル・モスクでの金曜礼拝の直後に、故人の冥福を祈る礼拝が執り行われた。

参列者らは、ハーリド氏の遺体を見送る際に「おお、ハーリドよ。あなたが非常に多くの人々に愛されていたことをお父上にお伝え下さい」、「ハーリドよ、全てが終わった今、エジプト国民が目覚めたとお父上にお伝えください」、「あなたを育てられたご両親に感謝します」と繰り返し叫んだ。

遺体は、ガマール・アブドゥンナセール廟からナスル・シティーのアル=ワファー・ワ・ル=アマル地区にある軍の墓地へ移された。ハーリド氏はカイロ大工学部の教授で、長く闘病生活を送っていたが、15日に死去した。享年62歳だった。

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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:23993 )