イラン、トルコの北イラクPKKキャンプに対する共同作戦提案を断る
2011年09月16日付 Milliyet 紙

イランは、トルコとPKKの北イラク・カンディル・キャンプに対して共同で軍事作戦を行うのではないか、と言われていることについて言明した。

バフマン・ホセインプール駐アンカラ・イラン大使は、トルコが行うPKKとの闘いを支持することを明らかにし、「しかし、北イラクにおける共同軍事作戦の話は別である」と述べた。

バフマン・ホセインプール駐アンカラ・イラン大使は、ジェミル・チチェキ・トルコ大国民議会(TBMM)議長のもとを訪れた。対談の後、説明を行ったホセインプール大使は、二カ国の北イラクにおける共同軍事作戦については話し合われなかったと述べた。

ホセインプール大使は「互いに結びついているPKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)とPJAK(クルディスタン自由生活党)は、トルコとイランに損害を与えている。二つの兄弟国はこれらに対し組織された活動で共に闘うことができる」と述べた。

■PKKとPJAKを根絶する

またホセインプール大使は次のように述べた:「攻撃を企てるPJAKを我々の国境から遠ざけるよう努めている。我々は、国内での組織化を許さず、彼らに多大な損害を与えた。トルコとイランはテロとの闘いで多くの犠牲を払ってきた。そのため、共同で作戦を行う時がやってきたのだ。我々はPKKとPJAKを根絶し、地域から追放する。

我々はトルコが(トルコ)国境からこれらを追放することを手助けするが、しかしそれは「組織化する」ということ、つまり共同で軍事作戦を行うということを、意味してはいない。」

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( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:23995 )