アップル製品、ヨーロッパ並みに値下げ、売上げ1.5倍に
2011年09月18日付 Milliyet 紙

Apple社は6月末時点で、iPadの売り上げを550%、Mac(パソコン)の売り上げを21%,iPhoneを113%増加させた。トルコにおけるアップル代理店であるビルコム社もヨーロッパ並みに価格を引き下げ、記録的な売上を達成した。

Macコンピューター、携帯電話のiPhone、タブレット型のパソコンのiPad、音楽プレーヤーのiPodシリーズによって、アップル社の市場価値は3700億ドルを超えている。こうしてテクノロジーの世界のトップの座を手にしたアップル社のトルコ代理店であるビルコム社は、この風にのって、急成長を遂げている。

コチ財閥の一社であるビルコム社のジョメルト・バルルク会長は2010年の8月から2011年の8月の間の一年間で会社の成長がドル換算で154%に達したと発表した。バルルク会長はこの数字は業界平均の5倍であると述べた。

ジョメルト・バルルク会長は、「トルコで達成したこの成長はiPhone無しで到達された(米国以外の多くの国で、iPhoneは携帯電話会社によって売られているため)」と述べ、今後、iPhoneもビルコムの店で売る計画があり、そうなれば成長はさらに活発なものになるだろうと述べた。

■新しいMacBookは違う!

トルコでの成長は、Macシリーズのコンピューターが60%で牽引しているが、出荷台数の点では、タブレット型コンピュータのiPadシリーズが際立っている。バルルク会長は、欧州地域全体で非常に高い成長率を記録しているが、そのうちでトルコはトップ5のなかに入っていると述べた。

ジョメルト・バルルク会長は、ビルコム社としては、ここ4年来、アップル製品の価格をヨーロッパと同価格まで下げて市場にだすための戦略をとってきたとのべ、2011年になり、ようやく差額は1ケタ代までさがり、これにより売上増につながったと述べた。

「iPad2の価格は、欧州の平均価格と比べてわずか3%の差しかない。私たちはさらに2年間の保証をつけている」と言うジョメルト・バルルク会長は、(追加の税金と著作権負担をおっている)音楽プレーヤーを除く全ての製品で、同様の割合でヨーロッパとの価格差が減少し、成長が実現したと説明した。なお、ヨーロッパでの価格とは、コンピュータの種類によって1~4%の差がみられている。最新のMacBook Airは1~2%の価格差がある。iPadには2~3%の価格差がある。

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( 翻訳者:杉本実咲 )
( 記事ID:24014 )