カタール:内閣改造
2011年09月21日付 al-Hayat 紙

■カタールで限定的内閣改造

2011年9月21日 『アル=ハヤート』

【ドーハ:ムハンマド・アル=マッキー・アフマド】

 20日、カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー皇太子は、限定的な内閣改造を行った。今般の改造で、アフマド・ビン・アブドゥッラー・アール・マフムード氏が副首相兼内閣担当国務相に任命された。同人は、長年外務担当国務相の地位にあった。

 アール・ムハンマド新副首相は、2年以上にわたってスーダンのダルフールの和平交渉を監修していたとされる。そして、この交渉でスーダン政府と解放と公正運動との間の和平のためのドーハ憲章調印に成功した。さらに、同憲章は地域・国際的支持を得た。

 また、今般の内閣改造により、ハーリド・ビン・ムハンマド・アル=アティーヤ博士が外務担当国務相に任命された。同博士の前職は国際協力担当国務相で、その前は人権のための国民委員会の委員長であった。同博士は、エジプト革命後のエジプト政府との関係強化を含む、重要案件を担当していた。また、リビアの反アル=カッザーフィー派が勝利した後の、在外リビア資産の凍結解除を協議する会合にも出席していた。

 アル=アティーヤ新外務担当国務相は、20日に国連総会に出席するカタール代表団の一員としてニューヨークに向かう前に宣誓式を行った。国連総会のカタール代表団の団長は、ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長で、代表団にはハマド・ビン・ジャースィム・ビン・ジャブル・アール・サーニー首相兼外相、アブドゥッラー・アル=アティーヤ副首相兼首長府担当相が加わっている。

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( 翻訳者:高岡豊 )
( 記事ID:24041 )