シリア:トルコ首相がアル=アサド政権との戦略的パートナー関係解消を宣言
2011年09月22日付 al-Hayat 紙
トルコのレジェプ・タイイプ・エルドーアン首相
■トルコは対シリア関係のページを「めくる」:我々は連絡を絶ち、制裁を科すだろう
2011年9月22日『アル=ハヤート』
【ダマスカス、ニコシア、ブリュッセル:本紙、AFP、ロイター】
トルコのレジェプ・タイイプ・エルドーアン首相は、アフメト・ダウトオール外相がヒラリー・クリントン米国務長官と会談を行い、ダマスカスに対して初となるトルコの制裁に関して調整を行うことを明らかにし、シリア政府との「すべての連絡を絶った」と述べた。これは、シリアとトルコの意見の相違の激化を反映した動きで、アンカラは過去数年にわたってダマスカスとともに行ってきた戦略的な宥和関係のページを精算した。一方、EUは、石油部門への新規投資の禁止などからなるダマスカスへの追加制裁を科すと発表したが、シリアでは逮捕・突入作戦が続き、複数が死亡した。
(後略)
シリア情勢に関しては「
シリア・アラブの春(シリア革命2011)顛末記」も参照ください。
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( 翻訳者:青山弘之 )
( 記事ID:24053 )