トルコ大国民議会ジェミル・チチェキ議長は、第24期第2立法期のため行われた特別開会式典の冒頭挨拶で、新憲法について言及した。
チチェキ議長は、国会議員及び政党には民主主義的な成熟を期待していると述べ、「今期、トルコ大国民議会は、95%という高い割合での「非死票率(有権者が投じた票の95%が議員選出に反映されたということ)」を達成しました。女性議員の数が増えたことは、皆にとって喜ばしいことです。このような議会構成は、我々に力を与え、効率性が高まり、議会運営もうまくいくと思っています」と話した。
■内規の改定
チチェキ議長は、この新たな立法年度の議会にとって一番重要な議題のひとつは「新憲法」であると明言し、クーデター憲法というイメージから脱却する必要があると述べた。チチェキ議長は、新しい憲法作成はトルコだけでなくあらゆる国にとっても大変な作業であると語った。
チチェキ議長は、新憲法作成においてどういった方法をとるかといったことから条文の内容まであらゆる場面で問題が起こることは「とても自然」なことだと述べ、「壊死してしまったこの問題を、トルコに対する我々の不可避の責任として、我々は手を取り合い解決できると信じています。今日まで理解を示してくださった全ての政党、政治家、そして市民団体に、感謝しています」と言った。
チチェキ議長は、新憲法と共にトルコ大国民議会内規も改定しなければいけないことを強調し、テロについても言及したなかで、言葉に窮する者たちが武力に頼っている、と述べた。
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( 翻訳者:津久井優 )
( 記事ID:24140 )