シリア当局、国内北東部で爆弾を解体したと発表
2011年10月02日付 al-Hayat 紙


■ シリア当局、国内北東部で爆弾を解体したと発表

2011年10月2日『アル=ハヤート』

【ダマスカス:本紙】

シリア国営通信(SANA)は昨日[1日]、工兵部隊が国内北東部の混雑した通りで「爆弾」の解体に成功したと発表した。これは国内各地での4度目の爆弾解体作業となる。

SANAは昨日、「工兵部隊がブーカマール市の混雑した通りで、オートバイに固定された遠隔操作で爆破可能な爆弾を解体した」と明らかにした。SANAはこれに先立ち、ダマスカス近郊の町ダーライヤーで爆弾解体を試みた工兵部隊隊員3人が死亡したことを伝えるととともに、「関係部局が爆破装置の施された爆弾3個を解体した。そのうちの2個はダルアーのモスク付近で、3個目はダイル・アッ=ザウルで発見された」と述べた。

さらに「ヒムス(シリア中部)の関係部局は昨日、武装テロ集団を追跡した際、この集団のメンバー1人を拘束することに成功した。メンバーはファイルーザの農園で拘束され、各種の武器や爆弾、弾薬を所持していた。作戦では爆破装置の施された爆弾6個とカラシニコフ銃2丁、軍用拳銃3丁、自動小銃や拳銃、ポンプアクション式銃用の大量の弾薬が押収された」と続けた。

関係部局は一昨日[9月30日]、ヒムス付近のタッル・アッ=シュールで武器を積載した車両を押収していた。

さらにSANAは昨日の朝、ティシュリーン軍事病院とヒムス軍事病院から、軍・治安部隊の隊員らと民間人の13人の遺体を出身町村の埋葬地に送り出すため告別式が行われたと述べた。「ヒムスとダマスカス郊外で国民としての義務を果たしている最中に武装テロ集団の標的にされた」という。

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24146 )