銃弾による負傷から回復の歌手イブラヒム・タトゥルセス、初の外出
2011年10月03日付 Hurriyet 紙
右端がイボ、左端がアイシェギュル
右端がイボ、左端がアイシェギュル

3月に銃撃されて以来、病院に入院しているイブラヒム・タトゥルセス氏は2日、初めて外出した。

ミュージシャンのイブラヒム・タトゥルセス氏とその妻アイシェギュル・ユルドゥズさんは、タトゥルセス・ケバブ(レストラン)でムスタファ・サルギュル氏と昼食をとった。
2日、治療を受けているリハビリセンターから出て、エティレル-ニスペティエ通りにあるタトゥルセス・ケバブに行ったイブラヒム・タトゥルセス氏のために、厳重な警備対策が取られ、レストランへの入店も制限された。昼食をとったレストランにおいては、6人のボディーガードと二台のエスコートカーで移動したタトゥルセス氏とともに、先週、病室で結婚した妻アイシェギュル・ユルドゥズさんの姿があった。夫婦の食事には、彼らの結婚式を取り仕切ったシシュリ区長のムスタファ・サルギュル氏も同席した。かれらはケバブとラフマジュン(トルコ風ピザ)を食べ、チャイを飲んだ。店の入口で待っていた記者たちに手を振ったタトゥルセス氏は、お見舞いの言葉を受け取った後、会見を行う予定はないと話した。
タトゥルセス氏がレストランを出た後、記者たちの質問に答えたムスタファ・サルギュル氏は、「(タトゥルセス氏らが)結婚式を取り仕切ってほしいと電話をかけきたので、私も喜んで受け入れた。電話での会話から5、6時間後にあらゆる書類を準備して結婚式を行った」と述べた。

■息子は自分の母(デルヤ・トゥナ)のことで頭がいっぱい

イブラヒム・タトゥルセス氏はスターテレビの番組、「みんな聞いて」で総合司会を務めるブルハン・アクダー氏に対し興味深いコメントを出した。皇帝(タトゥルセス氏のあだ名)は、アイシェギュル・ユルドゥズさんとの結婚に関して「テッケ(スーフィーの修道場)を求める者はスープを口にする(注:石の上にも三年といった意味)」と評したデルヤ・トゥナ氏(注:イボ(タトゥルセス)の20年来のパートナー。二人の間にはイドという名前の息子がいる)に激しく反論し、「テッケもメッケも知らない。何か得することがあるから私につきまとうのだろう?これからの私の人生に嘘はない。真新しい1ベージを開いたのだ」と述べたのだ。タトゥルセス氏はアイシェギュル・ユルドゥズさんとの結婚式の机についたその日の晩、病院で、「もう息子はいないからね、お父さん!」と叫んだ息子イド氏に怒り、私も彼らとは会わない」と述べたという。

■私は教養ある娘

批判の矛先が向いたアイシェギュル・ユルドゥズさんもまた初めて語り、以下のように話した:「私の母も父も大学を出ています。私は教養ある娘です。好きなだけ私を責めればいいでしょう。他人が何を言おうと関係ありません。全然気にしない。」

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:24158 )