アラビア語翻訳機構にサウジ国王賞
2011年10月09日付 al-Hayat 紙


■アラビア語翻訳機構にサウジ国王賞

2011年10月09日『アル=ハヤート』

【リヤド:本紙】


 アラビア語翻訳機構のアッ=ターヒル・ラビーブ事務局長は、同機構が第四回「二聖都の守護者、サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王賞」を受賞したことをうけ、喜びを語った。この賞はアラビア語・外国語双方向の翻訳分野における、同機関の努力を称えたものである。アッ=ターヒル・ラビーブ事務局長は来たる火曜日の、北京での表彰式に先立ち、以下のようなスピーチを行った。
「この賞を受賞した喜びの根源、それはこの賞が文明的対話と文明間の情報伝達奨励に多大な努力をなさっている国王の御名を冠していることです。当初からこの賞を有名にした文化人や革新家、専門家の間での信用に加えて、個人であれ、組織であれこの賞の光栄に浴した人の優秀さを認定するタイトルまでになった。この面からこの賞を見ると、受賞は物質的な利益以前に、倫理的、象徴的側面での大きな利益の取得と考えられます。」

 さらに同氏は、外国語・アラビア語双方向の翻訳活動の活性化や、翻訳作業におけるアラブ翻訳者たちの質的向上を刺激するという面での賞の重要性を強調し、また物質的な利益に加えて、受賞が能力への高い評価となり、翻訳者や翻訳機関の知名度を上げるとても良いきっかけになったと述べた。




(後略) 

 

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( 翻訳者:梶原夏海 )
( 記事ID:24201 )