カタール首長「シリア国民評議会は重要なステップ」、シリア政府に相互理解の呼び掛け
2011年10月12日付 al-Quds al-Arabi 紙


カタール首長「シリア国民評議会は重要なステップ」、シリア政府に相互理解の呼び掛け

2011年10月12日 『クドゥス・アラビー』

【ドーハ・AFP】

カタール首長、ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニーが、シリア国民評議会の誕生を「重要なステップ」とみなし、シリアの国益の為に「評議会との相互理解」をシリア政府に求めていることが、アル=ジャジーラでの談話で明らかになった。

ハマド首長は、火曜日夜の放送で「(反体制派の)シリア国民評議会は、重要なステップである…シリアの国益の為には、シリア政府が話し合いの席に着き、シリア国家の均衡性を保つ新憲法の性格について相互理解が可能となれば、新たに将来を築くことが出来るだろう、と述べた。

更に同首長は「これはうまくいくと考えられ、また、この評議会は現在のシリアの抗議団体の中ではほぼ合法的である」との見解を示した。
他方、ハマド首長はシリア危機に向けてのアラブの動向が存在することを強調し、「シリアで起きていることに対してのアラブの動向は存在する」と話した。
また、「現在求められているのは殺戮の終止と、人々が互いに話し合いの余地を見出すこと、そして半ば日常的な殺戮行為から遠ざかることだ」と付け加えた。
クウェートのムハンマド・アッ=サバーフ外務大臣は、同日、アラブ諸国の外務大臣が、現状について話し合う会議をシリアで開催すると発表していた。

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( 翻訳者:岸本聖美 )
( 記事ID:24227 )