国会で、「テロリスト」口論
2011年10月13日付 Yeni Safak 紙

国会でトルコとイランの国境ゲートに関する法案が審議されている時に、国会議員の間で「テロリスト」や「卑劣だ」などという言葉が飛び交う口論が起きた。

国会の本会議でトルコのカプキョイとイランのラジカラ間にある国境ゲートの共同利用に関する合意書の批准法案審議において、国会議員同士で「テロリスト」や「卑劣だ」などという言葉が飛び交う口論が起きた。
本会議で、シュルナク県選出のハシプ・カプランBDP(平和民主党)党首が「シュルナク県の人々を代表して述べます、目を覚ましてください。私たちはこの国会で(自分たちとは異なる意見に)迎合するつもりはない。冷静になりなさい。もし彼等がテロリストなら私もテロリストということになる」と発言したことが、口論の火種となった。カプラン議員の発言は本会議の緊張を高め、国会の議事録によるとAKP(公正発展党)側からカプラン議員に向けて「あなたはもともとテロリストだ!」と声があがったという。イスタンブル県選出でAKP所属のイスメト・ウチマ議員が「あなたは敵意を煽っている」と述べると、カプラン議員は「卑劣なことを言うな」と応じたため、本会議の雰囲気は騒然となった。
本会議終了後も口論は続いた。AKP議員のあるグループは、BDP議員の席がある側に行き、カプラン議員への反発を露わにした。タネル・ユルドゥズ エネルギー天然資源相は、間に入ってカプラン議員と少しの間話をしていた。

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( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:24235 )