エルドアン首相、メディアと会見、呼ばれかなった3社は?
2011年10月20日付 Milliyet 紙

本日エルドアン首相は、ハッキャーリ県で24人の兵士が殉職した事を受け、新聞社、テレビ局の放送局長といったトップと会見を行った。しかし、その会見にジュムフリエット紙、ソズジュ紙、アイドゥンルク紙の三社が呼ばれなかった。

11時より首相官邸で会見が行われ、ビュレント・アルンチ副首相、ベシィル・アタライ副首相、ヒュセイン・チェリッキ公正発展党(AKP)副党首、オメル・チェリッキ公正発展党(AKP)副党首が参加した。会見では何社かが参加しておらず、その理由に関心が集まった。

■会見に呼ばれなかった社は?

CNNトルコの「メディア地区」という番組で、アイシェヌル・アルスランが、スタジオや電話でつながったゲストと話した際に、エルドアン首相の会見に呼ばなかった新聞社の件にも触れた。

アルスラン氏は、「メディア向け会見にジュムフリエット紙、ソズジュ紙が招集されなかったのを知っています。ソズジュ紙の発行部数が多くの新聞社より多いのですが。例えばタラフ紙も呼ばれていました。ソズジュ紙はタラフ紙より売れているのですが」と言った。

そして、彼女はスタジオにいたゲストのエムレ・コンガルにジュムフリエット紙が呼ばれなかった理由を尋ねた。

■ジュムフリエット紙が何故呼ばなかったか?

ジュムフリエット紙のエムレ・コンガル記者の見解は以下のようである。

「招集されなかった件に関して、イブラヒム・ユルドュズ放送局長と話しました。以前、テロに関する記者会見には呼ばれていました。今回は、局長だけでなくアンカラの社の方にも連絡が無かったのです。」

■ソズジュ紙は招集された場合参加したか?

アイシェヌル・アルスランは、これを受けて呼ばれなかったソズジュ社の反応を次のように述べた。

「ソズジュ紙のメティン・ユルマズ放送局長の反応をメモしました。招集されたとしたら、きっと参加していただろう、これは国民的な問題であるから、とのことです。」

■エルドアン首相がボスフォラス海峡を歩いて渡ったら、泳ぎ方をしらないと批判するだろう。

番組の中で電話を通じてコメントしたアクシャム紙のアリ・サイダム記者は、「私は、首相の行動が理解出来る」とし、次のように続けた。

「トルコでは野党がとる行動パターンがあります。AKPが言っている事の逆を言うことです。共和人民党(CHP)や民族主義者行動党(MHP)はこうした印象を生んでいます。朝起きて、首相が何を言おうが間違っていると主張するのです。こうした反応が、首相を真に不快にさせている可能性があります。ジュムフリエット紙、特にソズジュ紙はこうした印象を生んでいます。首相が海を歩いて渡ったら、ソズジュ紙は「首相は泳ぎ方を知らない」と書くでしょう。世論や首相の目にはそのように映っているのです。私はこの二紙が呼ばれないと予想していました。私だったら呼んでますが。ですが、このようにみると、二紙の印象が呼ばれなかった理由では…。」

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( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:24296 )