駐クウェート英大使館、「テロの脅威」のため一時的に閉鎖
2011年10月21日付 al-Hayat 紙

■ クウェート駐在イギリス大使館、「テロの脅威」のため一時的に閉鎖

2011年10月21日『アル=ハヤート』

【クウェート、ロンドン:ハヤート、AFP、ロイター】

クウェート駐在イギリス大使館は昨日、「テロの脅威の増大」を理由に一時的に閉鎖することを発表した。同大使館は、他のイギリス関連機関も危険に晒される可能性があると警告した。

同大使館が水曜日[19日]、ウェブサイトに掲載した声明によると、「脅迫は大使館自体を狙ったものであるが、クウェートにおけるその他のイギリス関連施設に対する危険性も排除することができないため、イギリス関連の諸機関や企業に保安対策を再検討するよう勧告する」とのことだ。

また同声明は、イギリス人約2万人が住んでいるクウェート全土でテロが警告されており、「テロリストは湾岸地域で攻撃を行うと脅迫する声明を発しつづけている。その中には欧米人の集合住宅地や軍事施設、石油施設、交通機関や航空機に対する攻撃への言及が含まれている」と明らかにしている。

クウェート当局が先月「海上交通の規制」措置をとった後、イギリス大使館は国民に対してクウェート領海を航行中は警戒するよう勧告した。

また、クウェート市北部の海岸近くにあるイギリス大使館の庁舎周辺では警備が強化され、同地域ではパトカーの追加配備が行われた。

ロンドンの外務省の関係者は今週末の休日以降も業務停止を継続すると述べ、主要な職員以外のスタッフの大部分は本国に帰されたことを明らかにした。

しかしロイター通信によると、クウェート外務省の関係者は、「イギリスに対する脅迫の正確な性質はわからないが、大使館の業務停止措置が長期間にわたって続くとは予想していない」と述べ、日曜日[23日]には業務が再開される可能性もあると指摘した。

今回の措置は、10月31日(日)のチャールズ英皇太子とカミラ夫人のクウェート訪問を約2週間後にひかえてとられたものである。

クウェートは首都南方の砂漠にアメリカ軍の巨大な補給基地を招致しており、同基地はイラクに展開した部隊の出撃拠点として使用されている。またクウェート当局は今年4月、「昨年摘発されたイランのスパイ細胞は米軍を監視し、『戦略上重要な施設』を攻撃するための爆発物を所持していた」と述べている。

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( 翻訳者:小坂絵莉沙 )
( 記事ID:24301 )