ヒムスでシリア軍の作戦中に6人死亡
2011年10月23日付 al-Hayat 紙


■ヒムスでシリア軍の作戦中に6人死亡

2011年10月23日『アル=ハヤート』

【ニコシア、ロンドン:本紙、AFP】

昨日[22日]のシリア軍と武装集団との戦闘で、少なくとも市民7人が死亡した。武装集団は、特にヒムスで集中的に行われていた治安作戦の離反者とみられている。また、反体制派の報道ネットワーク「ウガリット」によると、アッ=ダリーブ、アル=クスール、バーブ・アムル、アル=ジャンダリー、アル=バヤーディーヤの諸地区で6人が治安部隊に銃殺された。

「シリア人権監視団」は、昨日[22日]の声明の中で「22日未明にイドリブ郊外のマアルハルマ村で、シリア軍と軍離反者とみられる武装集団の戦闘により市民1人が死亡した」、「ヒムスで治安当局から指名手配となっている者たちを捜索するために行われた強制捜査の際に若者1人が死亡した。また、アシーラ地区では狙撃手の銃撃で市民1人が死亡した」と発表した。

また、「一昨日[21日]にアル=バヤーディー地区(ヒムス)で、被弾による怪我がもとで市民1人が死亡した」と明かした。さらに「シリア当局は犠牲者の遺体をアル=クサイル市の遺族に引き渡した」と指摘した。この犠牲者は、ヒムス郊外に位置する同市で「4日前に逮捕されたが、強制捜査の際に負傷を負った」という。

同様に、シリア人権監視団は「シリア軍と治安部隊の要員5千人以上が未明に、ダマスカス郊外県のザマルカー、ハムーリーヤ、カファルバトナー、サクバー、アルビーン、ハラスターといった町々で強制捜査を行い、数十人の住民を逮捕した」と指摘した。一方、金曜日[21日]には、19人が治安部隊に銃殺された。内訳は、中部ヒムスで15人、中部ハマーで2人、イドリブで1人、シリア政権に対する抵抗運動が始まった南部ダルアーの郊外にあるジャーシムで1人。

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24318 )