リビアでの仕事を求めるガザのパレスチナ人
2011年10月26日付 al-Hayat 紙

■リビアでの仕事を求めるガザのパレスチナ人

2011年10月26日『アル=ハヤート』

【ガザ:ロイター】

パレスチナ人労働組合の幹部たちによれば、ここ1週間で約5千名のパレスチナ人失業者が、ムアンマル・アル=カッザーフィー政権崩壊後のリビアで就労機会を得るために、パレスチナ労働組合連合の事務局で希望者名簿に登録を行った。国連は、ガザ地区の失業率を45%と推計している。農民のアシュラフ・アブー・フルーブさん(25歳)はパレスチナ労働組合連合の事務局で次のように語った。「私たちはリビアでの就労機会のための登録があると聞きました。そのため、他の人たちのように、私も登録を行うために来ました。」

リビアで働いていた数百名のパレスチナ人は、今年[2011年]の初めにアル=カッザーフィー政権に反対するインティファーダ[蜂起]が発生した後、パレスチナ領へ戻った。

ガザ住民の多くは、先週のアル=カッザーフィー大佐の死亡によって、リビアが再び安定し、復興計画が進む中で、仕事が得られるのではと期待している。ウンム・アシュラフさん(50歳)は、健康保険の更新のため事務局を訪れたが、この機会を利用して、リビアでのあらゆる就労機会を求めて、夫の名前を登録したと語った。また、タクシー運転手のサーミー・アブー・シッタさん(49歳)も今日[26日]、パレスチナ労働組合連合の事務局で登録を行い、「私はどんな仕事にも条件をつけませんでした。仕事があることを望むだけです」と語った。

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24355 )