NATO、リビアでの活動終了を承認
2011年10月30日付 Al-Ahram 紙

■NATO、リビアでの活動終了を承認

2011年10月30日『アハラーム』

【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ(AFP)】

国際刑事裁判所(ICC)のルイス・モレノ・オカンポ主任検事は、ムアンマル・アル=カッザーフィーの息子であるサイフ・アル=イスラームが人道に対する罪を犯したとの容疑に対し、自身の無実を強調したと述べた。

英国放送協会(BBC)はオカンポ主任検事の発言を引用して、サイフ・アル=イスラーム氏と仲介人を通して接触があったこと、また同氏が無実を強調し、自身にかけられている容疑が晴れた場合の自身の今後についての情報を求めたと伝えた。また、サイフ・アル=イスラーム氏と関係のある複数の人物がICCと関係する方面と連絡をとったと伝えると同時に、ICCとサイフ氏の間に直接的な接触はないと強調した。

ロシア・トゥデイ局が報じたレポートによると、トニー・ブレア[英前首相]やニコラ・サルコジ[仏大統領]等にとって、ムアンマル・アル=カッザーフィーは必要以上のことを知ってしまったために、秘密とともに埋葬してしまうという決断が下されたという。しかし、サイフ氏がICCに出廷すれば、これらの秘密が改めて表沙汰になり、彼の父アル=カッザーフィーを打倒するために昨今動いていた人々とアル=カッザーフィーの間で結ばれた取引の詳細が暴露されることになる。こうした中、リビアの暫定国民評議会顧問は、「リビア当局がICCと協力し、またICCによって指名手配されているサイフ・アル=イスラームの案件を支援するための証拠を提出すると確信している」と述べた。

その一方で、リビアの首都のラジオではNATOのアナス・フォー・ラスムセン事務総長の発言を引用し、「NATOは明日10月31日にリビアでの作戦を終了することに関して一週間前に下された決定を承認した。軍事面での任務は終了したとみなされており、NATO軍の対リビア攻撃に参加した英国軍は自国に帰還し始めている」と伝えた。

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( 翻訳者:松尾愛 )
( 記事ID:24401 )