フランス、ニジェールにアル=カーイダ支部との戦闘のための装備を提供
2011年11月06日付 al-Hayat 紙
フランス、ニジェールにアル=カーイダ支部との戦闘のための装備を提供
2011年11月6日『アル=ハヤート』
【ニアメ:AFP】
ニジェールの公式報道機関は、「イスラーム・マグリブ諸国のアル=カーイダ」との戦闘を行っている、ニジェール軍の支援のため、フランスがニジェールに軍の装備を提供したと述べた。この組織は、特にニジェール北部を「疲弊させている」とされている。この軍事支援は15億アフリカ・フラン[220万ユーロ]の価値を有し、木曜日[3日]にニジェール当局が受領した。この軍事支援は、特に軍事用通信機器のための機器や装置が多く含まれている。
ニジェールのムハンマド・カーリージュ国防大臣は、国営放送ラジオ局で「これらの装備によって、我々は国防軍の活動能力を強化させることができるだろう。国防軍は、多様な形の脅威に立ち向かい、北部の鉱山を防衛することを目的としている。」と強調した。
駐ニジェール仏大使のクリストフ・ブシャール氏は、フランス政府は2012年にニジェールとの軍事協力を「強化する予定だ」と強調した。また、各種機器やヘリコプターの配備や訓練の支援の提供について言及した。さらに、今週提供された支援は、9月にニジェールのムハンマド・イスフ大統領が国際社会に向けた呼びかけを受けて行われたと発表した。
イスフ大統領は国連総会で、リビアから流出した武器は「沿岸地域および砂漠の至る所に隠されており、テロリストたちの手に落ちる危険がある」と発表し、また、治安および経済のレベルで国際的支援を要請した。2010年9月16日に4名のフランス人がアーリット(ニジェール北部)で「イスラーム・マグリブ諸国のアル=カーイダ」に拉致されたが、現在も人質として監禁されたままである。アーリットは、ウランが採掘される場所である。
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24466 )