ハニーヤ首相「犠牲祭は『自由の祭り』」
2011年11月7日『アル=ハヤート』
【ガザ:AFP】
パレスチナ自治政府のイスマーイール・ハニーヤ首相は、犠牲祭は「自由の祭り」であり、、「政権崩壊を望み、パレスチナとエルサレムの自由を求めて現れ出た」全ての民衆のものである、と語った。
ハニーヤ首相はパレスチナのモスクでの犠牲祭の礼拝の演説の中で、礼拝者らに「この祝福された日々において、われらの犠牲祭は「政権崩壊を望み、パレスチナとエルサレムの自由を求めて現れ出た全ての民衆の「自由の祭り」であると呼ぶ、と表明した。
また、「自由の祭りは、抑圧と独裁に打ち勝ち、新たに体勢を掌握したことを呈示したエジプト、チュニジア、リビアやあらゆる国家のためのものだ。」と付け加えた。
さらに、「幾年にもわたる政治的捕囚、喪失、支配の後に、国家は新たに文明的栄光を作り上げる」との考えを示した。
ハニーヤ首相は「まずはアル=アクサーモスクの解放である。これは、独裁的、不公正な体制を排除し、威厳と誇りをもってアラブ国民、イスラム教徒と共同し、自由への道を開く良き統治の制定を持ってなされる。」と表現した。
そして、犠牲祭は、イスラエルの兵士と数百名のパレスチナ人捕虜との交換取引という第一段階の終了後の、「勝利の祭り」だと述べた。
また、「我々は占領地の収容所から全ての捕虜が解放されるまで、活動を続けるつもりだ。」と強調した。
ガザ地区では、犠牲祭初日の祝いの一環として、数千頭の羊や牛が屠られた。
土曜日[5日]の夕方、ガザ地区南部のハーン・ユニース東方で、イスラエルの戦闘飛行部隊が空爆を行った。それにより、「イスラーム・ジハード」運動の構成員1名が殺害され、その他に3名が負傷した。
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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24473 )