イスラーム協力機構と国連、人道活動における協力の合意文書に署名
2011年11月14日付 al-Hayat 紙

■イスラーム協力機構と国連は14日、人道活動の合意文書に署名

2011年11月14日『アル=ハヤート』

【ジッダ:本紙】

今日月曜日[14日]、イスラーム協力機構と国連の間で、世界の被災地における人道活動の協調と協力のための合意文書が締結される。調印式はジッダのイスラーム協力機構事務局本部で行われる。

イスラーム協力機構は声明を出し、同機構の側からはエクメレッディン・イフサオール事務局長、国連側からは人道活動担当のヴァレリー・アモス事務局長補佐が代表して文書に署名すると説明した。

また声明によれば、両者間の関係強化と人道的貢献における協力方法に関する協議が、調印式の前に行われるという。

一方、イスラーム協力機構のアター・アル=マンナーン・バヒート人道問題担当事務局長補佐も、特にソマリアでの人道活動における協調の分野での全般的協力の枠組みについて、アモス事務局長補佐と話し合いを行う。

今回の合意文書は、イスラーム協力機構が人道分野で担っている役割の増大を踏まえつつ、ソマリア救援のための同機構による連携作りの努力を強化するものとして実現した。こうした連携によって人道分野での同機構の活動への国際的関心は倍増し、またイスラーム世界で発生した大災害時における人道活動の調整役として同機構が担う役割に対する世界の信頼が、その連携に反映されるようにもなってきている。

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24539 )