アブー・マルズーク氏とアル=アフマド氏、カイロへ
2011年11月18日付 al-Hayat 紙

アブー・マルズーク氏とアル=アフマド氏が、アッバース大統領とミシュアル政治局長の会談前調整のためカイロ入り

2011年11月18日『アル=ハヤート』

【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】

本紙は、「ハマース」政治局副事務局長ムーサ・アブ・マルズーク氏が一昨日[16日]、カイロに到着し、諜報機関のエジプト当局者との協議が行われた、と報じた。これは、「ファタハ」の中央委員会のメンバーである、対談使節団の代表のイザーム・アル=アフマド氏がカイロに到着したのと前後しており、氏はエジプトの諜報部員らとの会談が開催された。本日[18日]、アブ・マルズーク氏とアル=アフマド氏の間で今日見込まれている会談は、マフムード・アッバース(アブ・マーゼン)大統領と「ハマース」のハーリド・ミシュアル政治局長の間で来る金曜日[25日]に予定されている会談をまとめるために行われる。

アル=アフマド氏は本紙に、エジプト側からの呼びかけで、カイロに到着したと述べた。また、「今月[11月]25日の会談の日程は変更されなかっ た。・・・しかし、アブ・マーゼン氏は二日間にわたってエジプトの指導者と討論するために、来たる水曜日[23日]にカイロに到着する予定だ。」と強調した。ま た、同氏はアブー・マルズーク氏との議論で達した同意の詳細に立ち入ることを拒否した。同意の詳細は、この重要な会談を成功させることに誠意を持って、アッ バース大統領とミシュアル政治局長との会談の中で取り扱われる予定だ。
この会談の成功は、国内レベルであれ、政治関係レベルであれ、多くのパレスチナ人が期待しているものである。和解の実行を促進し、分裂のページを翻す重大な決定が発表されるこの会談に、多くの者が期待しているのだ。


(後略)

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24579 )