天野報告への三権の長の反応
2011年11月10日付 Jam-e Jam 紙

・アフマディーネジャード大統領

なぜ国際原子力機関(IAEA)の権威のすべてを、アメリカの馬鹿げた主張のために浪費するのか?もしこれからも同じようなやり方を続けるのなら、〔IAEA事務局長の威信の低下という〕さらなる害を被ることになるだろう。イラン国民はあなた〔=天野事務局長〕に対して、人間としての道に戻るよう忠告する。イランの友人であるならば、それはあなたにとってもプラスになるということを認識するべきだ。イラン国民は、自らの選んだ道を微塵も引き返すようなことはないだろう。敵はこれまで、イラン国民に対して敵対的政策や陰謀の数々を弄してきたが、恥辱に満ちた不首尾な結果以外、何の成果も手に入れてこなかった。歴史を通してみても、イラン国民の敵はどれも、勝利や名誉を味わうことができないでいるのだ。また、文化や倫理、人間性を有している国民にとって、テロや核爆弾など必要ない。


・ラーリージャーニー国会議長

イランの原子力エネルギーの関係者たちは、天野氏の補佐官たちがテヘランやカーシャーン、フォルドゥーにある核施設を視察し、全ての問題を近くから調査できるよう、善意をもって許可を出している。IAEAが出した直近の2つの報告書を隔てる短い期間のうちに、何ら新たな出来事は起こっていない。ところが、突然IAEA関係者の仕事の方向性が変わってしまった。何らかの陰謀がシオニストたちの側から生じたものと考えられる。


・アーモリー=ラーリージャーニー司法権長官

IAEAの最新の報告書は偏っており、アメリカやヨーロッパ諸国の影響下で書かれている。イラン・イスラーム共和国は幾度となく、核爆弾は必要ないと主張してきた。イスラーム革命が〔周辺〕地域において果たしてきた仕事は、実際数千の核爆弾より効果的なのである。我々は、人々の心に働きかけるべきだ、愛や知をもって行動すべきだと考えている。


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( 翻訳者:8408077 )
( 記事ID:24581 )