イラク:アスカリー両イマーム廟の爆破に関与した11名に死刑執行
2011年11月18日付 al-Hayat 紙

■バグダッド:アスカリー両イマーム廟の爆破に関与した11名のテロ容疑受刑者に死刑執行。11名には女性とチュニジア人が含まれる

2011年11月18日『アル=ハヤート』

【バグダッド:ジャウダト・カーズィム】

イラク法務省のバウシュ・イブラーヒーム収容所担当次官は本紙に対し、受刑者11名の死刑を執行したことを確認した。この中には、女性1名とチュニジア人のヤスリー・ファーヒルが含まれる。被告人らは、2006年のサーマッーラーでのアスカリー両イマーム廟の爆破に関与している。死刑の執行は、大統領府の承認後に行われた。

同次官は、「法務省は大統領府が判決を承認した後、判決を執行する側の当事者である。この判決とは、担当の諸般の裁判所が下す判決である。」と指摘した。

さらに同次官は、「死刑判決はテロ対策法の第4条に基づいて執行された。」ことを明らかにした。

チュニジアのフアード・アル=ムバッザウ暫定大統領は今月10日に、ジャラール・タラバーニー大統領にチュニジア人の囚人に恩赦を布告するよう要請していた。

一方、中央刑事裁判所第2委員会は、兄弟2名に対し終身刑を言い渡した。両名は、「アル=カーイダ」の郵便物・書籍・CDを配布した罪で有罪となった。

本紙がコピーを受け取った、司法当局の報道機関事務所への発表では、「兄弟らは、アル=カーイダに属するアル=ムジャーヒドゥーン軍組織の構成員である。また、両名は、同組織を支持するモスクで本、印刷物、説教、攻撃の模様を記録したディスクを配っていたほか、この組織の指揮官らからの手紙を運んでいた。」と明らかにされた。

声明ではさらに、「被告人らは、彼らに有罪判決を下すのに十分で確信的な証拠が揃っていることで、罪を認めた。」と付け加えられた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24584 )