復讐心に燃えた元求婚者による酸ふりかけ行為の犠牲となり、自らの美貌と視力を永遠に失った女性アーマネ・バフラーミーさん。彼女の裁判をめぐる報道がいまだ絶えぬ中、別の若い女性が同様の境遇に巻き込まれたとのニュースが伝えられた。〔イラン西部〕ケルマーンシャーで起きた今回の事件の犯人も、女性に求婚していた若者で、離婚経験のあるこの若い女性にプロポーズを断られたことに対し、酸をかけて復讐したのである。
ジャーメ・ジャム紙の取材によると、事件の捜査は、メフル月1日〔9月23日〕の夜、ケルマーンシャー市のルーダキー通りで酸ふりかけ事件が起きたとの市民からの通報がきっかけだった。
捜査官らが現場に急行し、近隣住民から聞き込み捜査を行ったところ、マスクをした人物が若い女性を襲撃し、酸を振りかけた後、逃亡したことが分かった。また事件発生後、夫を名乗る若い男が被害女性に近づき、彼女を病院に搬送したことも分かった。
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その後の捜査で、被害女性の家族が特定され、彼らはケルマーンシャー州情報治安警察に出頭した。家族の人の話から、〔被害女性を病院に搬送した〕容疑者の男は女性の夫ではなく、彼女に何度か求婚にきていた人物であったことが分かった。
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捜査が続けられた結果、被害女性に求婚していた男(23歳)は女性にプロポーズを断られ、事件のあった夜に最後にもう一度会って欲しいと、この女性に連絡していたことが判明した。この面会のなかで、女性は再度結婚の申し出を断り、二度と付きまとわぬよう男に求めたという。そして二人が別れた直後に、マスク姿の人物が彼女を酸で襲撃し、逃亡したことも分かった。
容疑者の男は酸ふりかけ容疑を否認し続けたものの、ついにアーバーン月初旬〔10月下旬〕、警察による取り調べの中で、友人を雇って酸ふりかけ計画を実行に移したことを自白した。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:24597 )