■湾岸諸国エネルギー相、「緊急」戦略を検討
2011年11月23日『アル=ハヤート』
【アブダビ:シャフィーク・アル=アスディー】
湾岸諸国協力会議の石油協力委員会は、来週アブダビで開催される会議の会期中に、GCC諸国の石油戦略や石油製品に関する緊急計画のシナリオについて議論する。
各国のエネルギー・石油大臣は、今回GCCで議長国を務めるアラブ首長国連邦のムハンマド・ブン・ダーイン・アル=ハーミリー・エネルギー相を議長として、来月リヤドで開かれる湾岸諸国首脳会議の準備という位置付けで顔を合わせることになっている。また、副大臣たちはこれに先駆け週末に会合を予定している。
行程表には、GCC諸国の石油やガスの生産、環境、石油に関する情報など諸分野での協力問題の検討のほか、事務総長によるGCC世界貿易機関のエネルギー関係協力部会の第三回会議や自由貿易協定についての覚書の検討も予定されてる。
大臣らはGCC諸国の、国連気候変動枠組み条約の話し合いの進展状況や、京都議定書とその追跡調査を任ぜられている作業部会代表の報告書を要約する。また、石油副大臣委員会の11回準備会議の記録や、GCC諸国石油協力委員会の含まれる閣僚委員会の統一内部制度めぐる事務総長の覚書に関する協議も、この中で要約される予定である。また採掘に関する統一法案やエネルギー部会代表の報告、事務総長の部会ミーティングに関するコメントなども言及される予定である。
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( 翻訳者:梶原夏海 )
( 記事ID:24633 )