トヨタ自動車産業トルコ(TOST)社は、サカリヤにある製造工場でCセグメントセダンの生産を開始する予定だ。さらに二年以内に、新型モデルをトルコトヨタで発表することを計画している。
本件に関し、トヨタ自動車産業トルコ(TOST)社の代表取締役兼最高経営責任者(CEO)のオルハン・オゼル氏は以下のことを述べた:
「Cセグメントセダンの我が社での生産開始をお知らせでき、大変うれしく思っています。我々はすでに1994-2006年の間、カローラセダンを生産しており、セダン車を生産するうえで重要な経験を持っています。この決定は、我々の生産する品質の良い自動車や、労働者、関連産業、すべての事業提携者の献身的な働きに対する信頼の結果としてくだされたものです。トルコ経済、トルコ社会への我々の貢献は今後も増加、継続していくことでしょう。」
本Cセグメントセダンのプロジェクトの追加投資額は、1.5億ユーロになるという。またサカリヤ工場では、現在の従業員に加えてさらに400人の新規雇用が行われると明かされ、「ヴァーソ」の新型モデルのプロジェクトも併せてトルコトヨタは生産キャパシティーと国産化率の上昇が見込まれていると発表された。
発表では、「トヨタは、ヨーロッパでの生産の最適化、Cセグメント車の生産における国産化戦略と並行し、関連セグメントにおいてセダンの生産をトルコトヨタで行い、Cセグメントのハッチバックの生産をトヨタイギリス工場に集約する方針である」とされた。
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( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:24634 )