エジプト:「軍の岩」が「ムハンマド・マフムード通りの停戦」を行使
2011年11月25日付 al-Hayat 紙


「軍の岩」が「ムハンマド・マフムード通りの停戦」を行使

2011年11月25日『アル=ハヤート』

【カイロ:アフマド・ラヒーム】

5日間の攻防戦の末、ついにムハンマド・マフムード通りでの警察とデモ隊の流血の衝突が解散させられた。ムハンマド・マフムード通りは、タハリール広場を見下ろし、内務省庁舎へ通じている。デモ隊と警察の停戦を打ち砕くことは今回の場合、困難である。軍隊が大きな岩により、通りを二分したのである。

ここ数日間、双方の衝突を止めるためのいくつかの交渉は、相互の扇動によって失敗に終わった。アズハルのシャイフらが人間のバリケードを作って、双方を引き離そうと努力した。しかし、停戦が実施段階に入ると、数分後すぐにより激しい衝突が再開された。衝突の再開は、双方が同意を破って互いに相手を非難し、一方が他方に攻撃を始めたことによるものだ。

政治家の目は、流血の停止と、この数日前に勃発し、衝突により悪化している危機に政治的解決の機会が与えられることを望んで、ムハンマド・マフムード通りに釘付けになっていた。特に軍最高評議会副議長のサーミー・アナーン中将が衝突の即時停止を面会した政治家に約束した後で、衝突の継続は予想外のようであった。

エジプト人らは、一昨日の夜、この双方間の衝突と暴力を見守っていたが、昨日[24日]の朝眠りから覚めた時、通りは静けさで満ちていた。双方の間の停戦の確認を仲介した、アズハルのシャイフであるアブドゥルアズィーズ・ラジャブ師は本紙に次のように語った。シャイフらの代表団は中央地方副指揮官であるサイード・アッバース少将と面会し、同少将に軍が停戦を監督し、また、双方の分離のための方策の導入を要求した。
(後略)

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24643 )