エジプト:タハリール広場の群衆は軍最高評議会の解決策を拒否
2011年11月26日付 al-Hayat 紙


エジプト:タハリール広場の群衆は軍最高評議会の解決策を拒否、アル=ガンズーリー氏はタンターウィー元帥が権力掌握継続を望んでいないと強調

2011年11月26日『アル=ハヤート』

【カイロ:アフマド・ラヒーム、アフマド・ムスタファー】

軍最高評議会に民政移管を要求するため、エジプトの若者らによる政治連合が呼びかけた「最後の機会」という名の「100万人規模のデモ」に数十万人が参加した。タハリール広場には、大統領候補と見込まれているムハンマド・アル=バラーダイー氏が姿を見せた。これは、2月に失脚したホスニー・ムバーラク元大統領の退任以来、初めてのことだ。25以上の政治運動が、救国政府のトップとしてアル=バラーダイー氏を支持する考えを発表する一方で、カマール・アル=ガンズーリー氏に対する組閣の委任は拒否した。

公式に組閣を委任されたアル=ガンズーリー氏は、最初の報道機関向け声明の中で、軍最高評議会議長のフサイン・タンターウィー元帥には権力の座に留まろうという望みはないと断言した。アル=ガンズーリー氏は、「国への奉仕」を可能にするすべての権限を享受するつもりであると強調した。また、憔悴して見えるアル=ガンズーリー氏(78歳)は、「タンターウィー元帥は権力の座に留まることを望んでいないと断言する。もし元帥が権力維持を望んでいることを私が知っていたら、協力しなかっただろう。」と述べた。

また、アル=ガンズーリー氏は、明後日に第一段階の開始が予定されている議会選挙以前には、新内閣の組閣は行われないだろうと明かした。また、アル=ガンズーリー氏は組閣を完了できるような機会を要求したことを指摘した。また、「私は現在内閣に存在する集団(大臣ら)の大部分を知らない。」と述べ、新政府では現在の閣僚の大部分が変更されるだろうと示唆した。また、あらゆる勢力が新政府に満足するよう望んでいると述べた。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24653 )