アル=ガンズーリー氏は組閣協議を開始、「革命青年」は「革命の正当性」と称する100万人デモで答える
2011年11月27日付 al-Hayat 紙


2011年11月27日付 al-Hayat紙
アル=ガンズーリー氏は組閣協議を開始、「革命青年」は「革命の正当性」と称する100万人デモで答える

2011年11月27日『アル=ハヤート』

【カイロ:アフマド・ラヒーム】

エジプトの軍最高評議会は、救国政府の首相としてのカマール・アル=ガンズーリー氏の選出について、ある種の合意を生むことに尽力した。これは、「革命青年連合」の側からアル=ガンズーリー氏の選出を拒否された後で行われた。「革命青年連合」は、タハリール広場や内閣本部前でデモを行っており、エジプト大統領候補に見込まれているムハンマド・アル=バラーダイー氏主導による組閣を訴えている。

アル=ガンズーリー氏は新たな組閣のためのコンタクトを開始した。一方、「革命青年連合」は軍最高評議会によるアル=ガンズーリー氏の首相任命に答えて、本日(27日)、「革命の合法性」と称する新たな100万人デモを呼びかけた。このデモは、「どんな説明があろうと」デモ隊の殺害に関与した者全てに対して、即時、緊急の裁判を実施するよう要求するものだ。また、このデモは、暫定期間の残りの行政を担う、全権を持つ救国政府の組閣を要求するためのものだ。これは政治的、経済的な軍最高評議会の全権が救国政府に移譲されることに基づいている。

「革命青年連合」は、中心的な治安セクターの解体を含む内務省の完全な枠組みの作成を開始し、エジプト人たちの血で手を汚した者の裁判を保証するよう訴え、アル=ガンズーリー氏の選出を拒否することを強調した。タハリール広場で数千名がデモを続け、さらに、アル=ガンズーリー氏が職務を行うために首相官邸に入るのを妨げるため、タハリール広場付近の首相官邸の前でも数百名がデモを行った。

軍最高評議会議長のフサイン・タンターウィー元帥は昨日[26日]、エジプト大統領候補に見込まれているアムル・ムーサー氏とムハンマド・アル=バラーダイー氏と別々に面会した。この面会は、政界における緊張について協議するためのものだ。

(後略)

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24667 )