イラク:26日バグダッドなどでの爆破事件
2011年11月27日付 al-Hayat 紙

■バグダッドでの一連の攻撃でイラク人15名以上が死亡

2011年11月27日『アル=ハヤート』

【バグダッド:本紙】

治安筋や医療筋の伝えたところによると、バグダッド中部の市場付近の地域や首都西部の労働者を乗せたトラックを狙った一連の爆発で、少なくとも15名のイラク人が死亡した。

国防省の情報筋は、「バグダッドの東側の入り口と中部での3個の爆弾の爆発で、8名が死亡し、16名が負傷した。」と述べた。一方、内務省の情報筋は、「この攻撃で7名が死亡し、28名が負傷した。」と述べた。

また、内務省の情報筋は、「今日(昨日26日)の朝方、トラックが爆弾で爆発され、建設業労働者8名が死亡し、その他の13名が負傷した。トラックは、アブー・グライブのインナーブ地方の幹線道路で労働者らを運んでいた。」ことを明らかにするとともに、「この道は軍が通る道である。」と付け加えた。

ウマル・ザウバイー少尉は、「アブー・グライブとアル=ファルージャを結ぶ道を労働者らを乗せたトラックが通過中、爆弾2発が爆発し、7名が死亡し、7名が負傷した。」と述べた。また、「労働者らは日常的にこの道を通っている。」と付け加えた。

アル=ファルージャの病院で働いている医師のウマル・ダリー氏は、「病院では、7名の遺体と7名の負傷者を受け入れた。負傷者のうち、3名は退院し、他4名は重体だ。」と述べた。同医師は後ほど、「負傷者のうち2名が死亡し、この攻撃による死者数は9名に増加した。」と付け加えた。この攻撃は、木曜日[24日]の夕方にバスラ中部の繁盛している市場で起きた一連の攻撃で、少なくとも19名が死亡し、65名が負傷した2日後に発生した。その一方、アメリカ軍はイラクからの撤退活動を続けている。撤退は、今年の年末までに終了する見込みだ。

(後略)

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24669 )