パレスチナ人人口、1100万人を超える
2011年12月27日付 al-Hayat 紙

■ パレスチナ人人口、1100万人を超える

2011年12月27日『アル=ハヤート』

【ラーマッラー:ロイター】

パレスチナ統計局は昨日[26日]、パレスチナ自治区、イスラエル、各地に分散したパレスチナ人の人口が2011年末に1100万人を超えたと述べた。

同局が発表した声明は、「世界各地のパレスチナ人の数は推計で約1122万人に達した。そのうち423万人はパレスチナ自治区に、約137万人はイスラエルに、約499万人はアラブ諸国に、63万6千人はそれ以外の国々に居住している」と明らかにした。また、ヨルダン川西岸地区のパレスチナ人人口は260万人に、ガザ地区では160万人に達し、難民人口はパレスチナ自治区に居住する全パレスチナ人人口の44.1%に達したと付け加えた。

また、「歴史的パレスチナ(パレスチナ自治区とイスラエル)に居住するパレスチナ人人口はいずれユダヤ人人口を超えるだろう」と予想し、「歴史的パレスチナに居住するパレスチナ人人口は2011年末で約560万人であるのに対し、ユダヤ人人口は、2010年のイスラエル統計局の推計によれば、580万人に達した」と述べた。

また同局は、「現在の増加率が続いた場合、パレスチナ人とユダヤ人の人口は2015年末に均衡になり、双方が約630万人に達するだろう。ユダヤ人人口は2020年初めには約48.7%になるだろう。すなわち、パレスチナ人720万人に対し680万人になるだろう」と付け加えた。

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( 翻訳者:井上剛 )
( 記事ID:24719 )