シリアとロシア:機関の間のハイレベル調整。リビア戦闘員やトルコの動きの情報の付与
2011年12月01日付 al-Quds al-Arabi 紙

■シリアとロシア:機関の間のハイレベル調整。リビア戦闘員やトルコの動きの情報の付与

2011年12月1日『クドゥス・アラビー』

【ダマスカス:クドゥス・アラビ-カーミル・サカル】

 シリアがその戦略的、基本的要因から来る同国危機に対するアラブ当局とのやりとりにおいてみせる「冷淡さ」は、ロシアの、シリア政治的指導権への絶対的な支援から来るものである。ダマスカスの外交筋が本誌に述べるところによれば、「シリア危機の勃発数週間後にロシアの上級代表団がダマスカスにはいり、シリア指導部と会談した。ロシアのシリア指導部への発言の中で顕著なものは、地域問題レベルにおいては、どんなに単純であっても、いかなる政治的譲歩も補償や回復の可能性はなく、譲歩はシリア当局の全体的状況の弱さを反映するものであり、ひいては更なる譲歩も行わねばならないであろう、というものであった。」

 外交筋はまた、ロシア代表団は、ロシア当局からのメッセージを伝えたが、それによると、シリア当局は国内政治問題と地域、国際政治問題を区別せねばならないとし、さらに国内政治改革の問題は、国外危機管理とは全く異なるものであるとした。

 外交筋はさらに、シリアにおける政権指導部がロシア軍機関がシリアを手放すことの不可能な、戦略的、地理的、政治的同盟国とみなしていることを強調したレポートを受け、シリア当局はこの支援国ロシアの戦略データを基礎に画策を始めた、と続けた。

 また、外交筋は、以下のように強調した:情報の調整、諜報、交換はシリアとロシアの上級レベルで行われた。ロシアの機関は、リビアの戦闘員たちが、トルコ南部、シリアとの国境地帯に向かったことをシリア当局に伝えた。また機関は、リビアの機動部軍事指導者アブドゥル=ハキーム・ベルハーッジの名前を漏らした。彼は、現在トルコに軌道部としてサリーム・アル=アルワーニーの名前で在住し、数百のリビアの戦闘員をシリア・トルコ国境に差し向けている。シリア当局は国境沿い20kmを閉鎖地区とし、シリア軍がそこを監視している。しかしさらにロシア当局は、シリア国境におけるトルコ軍の動きに関する情報をこの数ヶ月流しており、この情報の元に、シリア当局は軍の複数の部隊を特にイドリブ県北部へと動かした。

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( 翻訳者:山崎やよい )
( 記事ID:24721 )