バハレーンで野党活動家の父親の死に抗議デモ
2011年11月05日付 Al-Nahar 紙

■ バハレーン警察、シーア派デモを強制排除
■ 野党活動家の父親の不審死に抗議

2011年11月5日付『アン=ナハール』

【AFP】

バハレーンの治安部隊は昨日[4日]、警察によって激しい殴打を受け死亡した野党幹部の父親の葬儀の後、首都マナーマの中心部へ向かった数千人の抗議デモ隊を暴力的に解散させた。

シーア派野党「ウィファーク[合意]協会」のマタル・マタル元議員は、「(アリー・ハサン・アッ=ディーヒー氏の葬儀後、)治安部隊は、真珠広場に向かう数千人の抗議デモ参加者らに向けて催涙ガス弾とゴム弾を発射し、パトカーで彼らを轢こうとした」と述べた。

デモ隊は真珠広場の西方にあるアッ=ディーヒー氏の村から行進した。真珠広場は、アラブ世界で起こった民衆蜂起の流れの中で盛り上がった抗議運動のシンボルとなっていた場所だが、三月半ばにデモは弾圧され、参加者らは広場から追い出されている。マタル氏は「昨日の衝突で何人負傷したかは把握していない」と述べた。

故人は「ウィファーク協会」のフサイン・アッ=ディーヒー副会長の父親で、同協会によると、機動隊の暴行を受けて死亡した。一方で保健省は彼の死因について、「心臓発作と高血圧によるものだ」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:南・西アジア地域言語論(アラビア語メディア翻訳) )
( 記事ID:24727 )