イラク当局:「グリーンゾーン爆破攻撃の標的は恐らくマーリキー首相」
2011年12月03日付 al-Quds al-Arabi紙

■ イラク当局:「グリーンゾーンの爆発の標的は恐らくマーリキー首相」

2011年12月3日『クドゥス・アラビー』

【バグダード:ロイター】

イラク当局が金曜日に発表したところによると、バクダードの厳重な警備の下にあるグリーンゾーン内で今週起こった稀に見る攻撃は、自動車に乗った自爆攻撃者が実行したもので、恐らくイラク首相を狙ったものだという。

アメリカ大使館や各国大使館に加えて議会や省庁のあるグリーンゾーンに自爆攻撃者が侵入できたことが報道されるなか、イラク駐留米軍残留部隊の撤退をひかえて治安に対する懸念が高まっている。

攻撃はジョー・バイデン米副大統領のイラク首都訪問の前日に起きた。

バグダードにおける治安作戦の責任者であるカースィム・アル=ムーサウィー少将は、イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相やその他の有力政治指導者たちを狙う企てがあったことを情報機関が指摘しているとしつつ、捜査は未だ進行中だと述べた。

月曜日の夜に起きた爆発で攻撃実行者のほかにも死者がいたかどうかは未だ明らかになっていない。当局者らは当初、爆発は迫撃砲弾によるものだとしていた。ロケット弾や迫撃砲弾はしばしば米軍基地やグリーンゾーン内に落下している。

アル=ムーサウィー氏によると、攻撃実行者は黒い四輪駆動車に乗り、タンクの脇に地元製の爆発物20キログラムが積載されていたという。

またアル=ムーサウィー氏は、「情報機関の情報によると、自爆攻撃者は議事堂への侵入を図り、首相が議会に到着するまで自動車の待機用の広場で待つことを企てていた」と付け加えた。

アル=ムーサウィー氏が公開した映像には、黒い自動車が議事堂の外にある検問地点に接近し、議事堂の外で爆発が起こる前に引き返す様子が映し出されているが、爆弾がアル=マーリキー首相を標的としたものであることを示すさしたる証拠はなかった。

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(翻訳者:袖山結生)
(記事ID:24736)