レバノン:ヒズブッラーのナスルッラー書記長の演説
2011年12月07日付 al-Hayat 紙

■ナスルッラーは「変化に賭けている者たち」に:「我々は武器を増強している、ガルユーンの言葉は米・イスラエルへの委任状だ」と述べる。

2011年11月7日 『アル=ハヤート』
【ベイルート:本紙】

 ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、「「最終通告」において、変化を企み期待する者たち全員」に対し「レジスタンスは今後も存続・継続する。そしておまえらの如何なる陰謀、共謀、心理戦、報道戦、政治戦、情報戦にもレジスタンスは影響されない。」と強調した。
 ナスルッラー書記長は、昨日(6日)に自ら群衆の中に姿を現したが、それは2008年以来のことだった。同書記長は、ベイルート南部のダーヒヤでのアーシューラーの行進の際に姿を現した。彼は「我々は、数を増やし、向上し、我々の訓練はより良くなっている。そして、我々は武器を増強している。我々の武器が錆びつくことに賭ける者がいるならば、新たな武器を補充しすべてを新しくするまでだ」と宣言した。
 ナスルッラー書記長はベイルート南部のダーヒヤにあるラーヤ競技場に集まった何万もの群衆を興奮させた。集まった群衆のうち競技場までたどり着けなかった莫大な数の人々は、競技場に至るまでの大通りに集まった。参加者はナスルッラー書記長の姿を見ようと押し合った後、彼が演壇に上がって姿を現した三分間彼の名を叫んだ。彼は短い演説を行うため演壇までの道をかき分けて進み、演説を終えると巨大なスクリーンを通して演説を続けるためその場を立ち去った。
 「変化」という表現を何度も繰り返したナスルッラーはレジスタンスが武装を堅持することを強調し、「如何なる危機、如何なる脅威、如何なる変化、そして如何なる変化…どれも我々とレジスタンスの使命遂行の障害にはならないだろう。我々は何万ものレバノン戦士であり、敵にとって未知の力でありこれからもそうである。敵はこの力が強力に存在することと、あらゆる対決の場面でのすばらしい業績に驚愕するだろう」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:辰巳新 )
( 記事ID:24776 )