イランの積雪地帯の住民たちや、これらの地域を車で移動中だった人々数百名が、豪雪や吹雪に見舞われ、道路維持員や赤新月社、及び交通警察の努力により救出された。
イラン国営通信(IRNA)の報告によると、赤新月社救難救援機構のスポークスマンを務めるホセイン・デラフシャーン氏は、昨日街道を走行中に豪雪と吹雪に見舞われ、身動きの取れなくなった車の数は20台に上ると指摘し、「救急隊員らは激しい雪と吹雪によって、〔イラン北西部の都市〕ザンジャーン=ガズヴィーン間のハイウェイで動けなくなった車20台の乗員らを救助した」と述べた。
同氏はさらに、「〔イラン北西部の〕東アゼルバイジャンの幹線道路でも、立ち往生していた通行中の人々321名が救出された。また、〔イラン北部カスピ海沿岸の〕ギーラーンの救急隊員らも〔イラン北部アルダビール州〕ハルハール=アサーレム山道で身動きの取れなくなっていた通行中の人々20名を救出した」と語った。
この件に関連した別の情報によると、〔イラン北西部ハマダーン州〕ネハーヴァンド県で豪雪と激しい寒さで動けなくなっていた遊牧民20世帯が救助され、死の一歩手前の状態だった彼らの家畜1500頭も、体育館に移されたという。
赤新月社アルダビール支部のアフマド・ゲイビー所長によると、「過去3日間で、アルダビール州赤新月社の救急隊員らは豪雪と吹雪の中立ち往生していた通行中の人々388名を救助した。また、外出後激しい吹雪のため帰宅できず瀕死状態にあった〔ギーラーン州〕ルードバールの、とある村の女性(50歳)も、救助隊員らによって救出された。この中年の女性は病院に搬送され、治療中である」とのことだ。
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( 翻訳者:8408172 )
( 記事ID:24796 )