エジプト:同胞団、議会が組閣にあたるべきとの考えを改めて主張
2011年12月09日付 al-Hayat 紙

■同胞団、議会が組閣にあたるべきとの考えを改めて主張

2011年12月9日『アル=ハヤート』

【カイロ:アフマド・ラヒーム】

軍最高評議会議長のフサイン・タンタウィー元帥を前に、カマール・アル=ガンズーリー政府が憲法への宣誓を実行した翌日、ムスリム同胞団のラシャード・バイユーミー副団長は本紙に向けて、次期議会が組閣にあたるべきだと述べ、来年3月に選挙プロセスが終了した後、アル=ガンズーリー政府が継続するかどうかが検討されるだろうと明かした。

同胞団の政治組織である自由公正党は、人民議会(下院)選挙の第一段階において躍進し、自由公正党リストは36.5%を得票、また第一段階での小選挙区の56議席中、同党からの候補者および選挙協力を結んだ候補者が36名当選し、2議席については司法の裁定に従って、来月再投票が行われる。

同胞団は選挙の数カ月前、議席の半数に候補者を立て、三分の一の議席獲得を狙うと発表していた。しかし、次の第二・第三段階の結果が第一段階同様となった場合、同胞団は以前の発表内容を越える、議会での安定過半数を実現するだろう。バイユーミー氏は、「我々はこれほど人々の信頼を得るとは予想していなかった。国民は自分たちを代表し、責任を担える人を選ぼうとしている。我々は擁立する候補者の割合と目標議席数を定めていたのだが、アッラーのご加護で、エジプト人の心の中に占める我々の地位は我々が予期していた以上であり、この信頼は我々の肩にかかるさらなる責任である」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24799 )