アメリカ:ヒムスへの攻撃の危険性を憂慮
2011年12月10日付 al-Quds al-Arabi 紙

■アメリカ:ホムスへの攻撃の危険性を憂慮

2011年12月10日『クドゥス・アラビー』

【ワシントン:AFP】

 アメリカは金曜日、シリア大統領、バッシャール・アル=アサド政権がヒムス市の範囲を対象にした大規模な攻撃を行う用意のあることを伝えるシリア反体制派からの情報を受け、「深い憂慮」表明し、アル=アサド政権に対して中立的な監視団の入国許可を要請した。

 アメリカ外務省報道官、ビクトリア・ヌーランドは、バッシャール・アル=アサド大統領は、9ヶ月以来のシリア軍の継続的な攻撃とともに、将来的な如何なる殺戮に関しても責任を持つことも指摘した。国連は、この継続的な攻撃により4000人の犠牲者が出ていると述べている。

 また、「ヒムスでの事件が拡大するにつれ、我々の憂慮が深まることを感じる。今日出された情報によるとシリア政府は、ヒムス市に対して大規模で極めて危険な、新たな攻撃の用意をしている。」と付け加えた。

 また、ヌーランドはアラブ連盟に対し、連盟所属の監視団の配置許可をシリア当局に要請することを提案した。また、シリア当局に対しては、外国の記者団の入国を要請した。
 
 バッシャール・アル=アサド政権には、弾圧の背後にはいないという証明をするまたとない機会がある。しかしながら、彼は明らかに逆の決定をした。」と述べ、「ヒムスへの攻撃がなされた場合、シリア当局はその責任を否定することは不可能である。」と付け加えた。

 シリアの人権擁護団体によれば、金曜日、金曜礼拝後、シリア各地で行われたデモ隊に向けてなされた銃撃により、24人が死亡した。そのうちの少なくとも10人はヒムスでの死者であるが、その頃、反体制派は「虐殺」の危険を警告していた。
 シリアの中央部に位置するこの町(ヒムス)は、160万人の人口を抱えるが、派閥の分団が存在し、反体制派のシリア国民評議会は、シリア当局がこれらを利用しようとしていると述べている。

 アル=アサド大統領は、今週、アメリカのテレビネットワークABCとの稀なインタビューの中で流血への責任を否定し、「狂人」でない限り、如何なる指導者も、その人民を殺すことはありえないと述べていた。

 しかし、ヌーランド女史は「テレビ画面での正反対の声明にも関わらず、我々はアル=アサド大統領は治安部隊が彼の国で行っていることに関して責任を持つ。」と述べた。

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( 翻訳者:山崎やよい )
( 記事ID:24805 )