イスラエル入植者、パレスチナ人への攻撃のエスカレートに伴いエルサレムのモスクに放火しアル=アクサー・モスクに乱入
2011年12月14日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエル入植者、パレスチナ人への攻撃のエスカレートに伴いエルサレムのモスクに放火しアル=アクサー・モスクに乱入

2011年12月14日『クドゥス・アラビー』

【ラーマッラー:ワリード・アワド】

水曜日[14日]、数十人のイスラエル入植者がアル=アクサー・モスクに乱入した。これは1948年以降占領されているエルサレム西部地区で、入植者の集団がモスクのひとつに放火した数時間後のことであった。

複数の情報筋によると、水曜日の早朝入植者のグループは占領下エルサレムの西部地区においてオカーシャ・モスクに放火し、イスラームの預言者ムハンマドを侮辱するスローガンを書いたという。

ユダヤ教超過激派入植者の一人であるバルク・マルジールは放火の事実を認めたうえで、オカーシャ・モスクへの放火は入植者に対する挑発に対抗して起きたと述べた。

また、占領当局はモスクでの祈りを阻止し、あらゆる修復作業を行うことを引き続き禁止しているにもかかわらず、入植者がモスクの敷地内に子供の遊び場を設置するのを許可したことは、特筆に価する。

(後略)

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( 翻訳者:田中大樹 )
( 記事ID:24845 )