パレスチナ人捕虜釈放を目前にヨルダン川西岸で衝突が発生
2011年12月18日付 al-Quds al-Arabi 紙

■パレスチナ人捕虜釈放を目前にヨルダン川西岸で衝突が発生

2011年12月18日『クドゥス・アラビー』

【ラーマッラー:本紙】

日曜日[18日]、中央検問所においてパレスチナ人の若者数十人とイスラエルの兵士が衝突した。これは前もって予定されていたイスラエル側からの550人以上のパレスチナ人捕虜の釈放が行われる数時間前のことであった。

ラーマッラー西南に位置するベイトゥニヤ通行所には、日曜日の夜10時(グリニッジ標準時夜8時)に検問所を通り、イスラエルからパレスチナ自治区へ入る捕虜たちを待ちうけて、数百人のパレスチナ人が集まっていた。

目撃者によると、高揚した雰囲気の中、パレスチナ人の若者たちが近くの治安フェンスを押して投石し始め、これに対しイスラエル兵士は催涙ガスと音響爆弾を発射、数人が催涙ガスを吸い込み負傷した。

イスラエルの政治情報筋によると、ほとんどの捕虜はベイトゥニヤ通行所に移送され、そこからヨルダン川西岸の自宅に帰ることになる。一方41人の捕虜はガザ地区との境界線上に位置するカラム・アブーサーリム通行所で解放されるという。

(後略)

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( 翻訳者:田中大樹 )
( 記事ID:24876 )