パレスチナ自治政府、入植者の「テロ」を止めるため早急な国際介入を要請
2011年12月20日付 al-Quds al-Arabi 紙

■パレスチナ自治政府、入植者の「テロ」を止めるため早急な国際介入を要請

2011年12月20日『クドゥス・アラビー』

【ラーマッラー:DPA】

火曜日[20日]、パレスチナ自治政府の職務執行内閣は、パレスチナ人とその財産および聖域に対する入植者の「テロ」停止をイスラエル政府に義務付けるため、早急な介入を国際社会に要請した。

パレスチナ政府はラーマッラーで開かれる毎週の定例閣議後の記者会見で、「組織犯罪の域に達している」入植者の行動に対しイスラエル政府が「沈黙」を守り、「犯人を処罰するための一切の措置をとっていない」ことを非難した。

またパレスチナ政府は、「特に攻撃はイスラム教やキリスト教の聖域を直接狙ったものであるため」、入植者の攻撃がエスカレートし、地域の安定に影響が出ることへの強い懸念を示した。

イスラエル人入植者は最近、ヨルダン川西岸地区やエルサレムにおいて、いくつかのモスクに放火し、壁に人種差別的スローガンを書いている。同じくヨルダン川西岸地区のパレスチナ人家屋や農場、車両を襲撃している。

(後略)

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( 翻訳者:田中大樹 )
( 記事ID:24890 )