パレスチナ諸派、カイロで会合
2011年12月22日付 al-Hayat 紙


■アッバース大統領、カイロでミシュアル政治局長とエジプト高官たちと会談。
パレスチナ諸派は2月の立法評議会の開催に同意

2011年12月22日『アル=ハヤート』

【カイロ:ジャイハーン・アル=フスニー】

PAのマフムード・アッバース大統領(アブー・マージン)は、カイロに到着した。同大統領は、トルコのレジェッブ・タイイッブ・エルドアン首相と会談したアンカラからカイロに来た。アッバース大統領は、エジプト情報局長のムラード・マワーフィー少将との会談や、「ハマース」運動のハーリド・ミシュアル政治局長との会合を行う予定である。同政治局長は、パレスチナ諸派の書記長らのカイロ到着と同時期にカイロに到着したが、それはパレスチナ解放機構(PLO) の委員会の第1回会合に出席するためである。また、ミシュアル政治局長は、アッバース大統領との会談の後に、はエジプトの軍最高評議会の議長ムハンマド・フサイン・タンターウィー元帥と会談する予定である。

「ファタハ」中央委員会の委員で、またその会合に向かう代表団の団長であるアッザーム・アル=アフマド氏は、ミシュアル政治局長やアッバース大統領が集まる会合を、「お決まりのもので、事前の準備を必要としない。なぜなら、会談は二者間における継続的な協議という枠組みで行われるからだ」評した。しかし、同氏はこの会談の性質の重要性を指摘した。この会談は、両者の間で諸般の了解が達成した後に行われる会談である。諸般の了解とは、「ファタハ」と、「ハマース」の両運動がパレスチナ諸派との複数の会合を経て達成した了解である。アル=アフマド氏は、パレスチナの分裂を収束させるための過程の諸措置を実行する端緒として、真剣かつ本当の終着点となるものであるとの見解をしました。そして、全ての要因において分裂が無くなるように、次の段階ではさらなる努力が必要であることを呼びかけた。

(後略)

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( 翻訳者:丸橋遼太 )
( 記事ID:24911 )