イラク:バグダードの複数地区での一連の攻撃で250名が死傷
2011年12月23日付 al-Hayat 紙


バグダードの複数地区での一連の攻撃で250名が死傷

2011年12月23日『アル=ハヤート』

【バグダード:アブドゥルワーヒド・タアマ】

アメリカ軍の撤退後の実際の治安上の最初の試練の中で、昨日[22日]バグダードで11台の爆発物の仕掛けられた自動車による一連の攻撃が発生した。爆破攻撃はシーア派の地区を狙い、250名以上のイラク人が死傷した。

ヌーリー・アル=マーリキー首相はイラク人に、治安部隊側を支持し、結束の保持を促した。一方、ユーフラテス川中央の作戦指導部は、爆弾が仕掛けられた複数の自動車が侵入したとの情報を受け、ヒッラにおける外出禁止令を出した。国連イラクミッションはこの攻撃を非難した。

バグダードでは昨日[22日]、一連の攻撃が発生した。この攻撃は、ほとんどがシーア派地区市民を狙い、朝の活動のピーク時である7時15分に始まった。アル=カッラーダ地区で、2台の爆弾が仕掛けられた自動車が爆発したが、これは二階建ての橋付近の交差点をまず狙ったものである。また、別の爆発はCoI(Commission of Integrity)のひとつの事務所正門を襲った。アッ=シャアラ地域では爆弾が仕掛けられた自動車が野菜の市場やハッジのレストランを狙い、爆発で町が震撼した。この地域は混雑した地域である。また「シネマ・バグダッド」に近い、北部県の駐車場のあるアルアッラウィー地区も攻撃を受けた。アブー・ダシール地区では爆弾3発が労働者の集団の中で爆発した。これによって付近の複数の学校が休校した。また、一般民衆地区のほとんどが同時に発生した攻撃を受けた。


(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24936 )